登山事故

民事訴訟が提起された登山事故一覧(平成時代発生事故分)

平成時代に発生した登山事故

山岳総合センター雪崩事故(平成元年3月18日事故発生)

裁判結果

請求認容

事故の概要

地方自治体の運営する山岳総合センターが主催した野外研修会での雪上訓練中、同研修会に参加する高校生を引率同行し、自らも指導する側ではなく、講習生として研修に参加していた高校教諭が、雪上訓練中に雪崩に巻き込まれ死亡した事故。

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涸沢岳滑落事故(平成6年1月1日事故発生)

裁判の結果

請求棄却

事故の概要

国立大学の登山部冬季合宿としておこなわれた年末・年始の新穂高温泉~涸沢岳西尾根~奥穂高岳往復山行において、涸沢岳直下で登頂を断念、下山中に蒲田富士直下の岩稜帯において部員の1人が滑落、死亡した事故。ザイル、シュリンゲ、カラビナ等登攀用具不携行。

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大日岳遭難事故(平成12年3月5日事故発生)

裁判の結果

請求認容

事故の概要

文部科学省(当時文部省)主催、大学山岳部リーダー研修会の一環としておこなわれた雪山登山において、大日岳山頂付近の雪庇上で休憩していたところ、雪庇崩落。雪庇崩落により発生した雪崩に参加学生2名が巻き込まれ死亡した事故。

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2006年白馬岳遭難死事件(平成18年10月7日)

裁判の結果

請求認容

事故の概要

登山ガイドが主催・ツアーリーダーを務めた参加者5名(他1名ガイド見習い同行)の祖母谷温泉~白馬岳~朝日岳~親不知の行程の3泊4日北アルプス北部縦走ツアー中、清水岳から白馬山荘に至る登山道において強風,みぞれ,吹雪等により、白馬岳山荘手前登山道において参加者3名、救助後山小屋内において参加者1名の計4名が低体温症で死亡した事故。

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尾瀬木道枝落下事故(平成18年10月8日事故発生)

裁判の結果

請求棄却

事故の概要

尾瀬の下田代十字路から尾瀬沼林道分岐方面に約600m進んだ地点の木道において、折からの強風もあり、ブナの枝が木道上に落下。通りかかった3人のうち、先頭を歩いていた人の頭部に直撃。頭蓋底骨折により、当該登山者がその場で死亡した事故。

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積丹岳遭難事故(平成21年2月1日事故発生)

裁判の結果

請求認容 過失相殺(7割)

事故の概要

積丹岳にバックカントリーでのスノーボード目的で入山した人が、山頂付近において吹雪のため下山道を見失い遭難。地上から救助に向かった警察の救助隊に翌日正午頃発見され、救助隊員に脇を抱えられるようにして下山を開始した直後、雪庇を踏み抜き救助隊員と共に滑落。救助隊は遭難者をストレッチャーで稜線へ吊り上げようとしたものの難航、途中、一時的にストレッチャーをハイマツに結びつけ確保し、救助隊員がストレッチャーから一時離れた間にハイマツからストレッチャーが離脱、ストレッチャーごと遭難者が滑落、凍死したもの。

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富士山ヘリコプター事故(平成25年12月1日事故発生)

裁判結果

請求棄却

事故の概要

富士山を登山中していた6人のパーティーが、9.5合目において天候不良等のため登頂を断念。アンザイレンしながら下山中、標高約3469m地点まで約250m滑落。午後4時ころ救助員を乗せた消防航空隊のヘリコプターが遭難現場へ到着。吊上げ用救助器具であるDSVを、遭難者に装着したものの、ヘリコプター機内へ収容する途中、遭難者の身体がDSVから抜け、地上数mの高さから落下。午後4時14分ころ、再度、救助員が地表に降り遭難者にDSVを装着しようと試みたものの、気流の影響からヘリコプターのホバリングが維持できなくなり、同日の救助を断念。翌日、警察地上隊により遭難者は発見・収容されたものの、胸部及び頭部損傷兼寒冷死により既に死亡していたもの。

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救助ヘリコプターで遭難者が救助隊に吊り上げられている遭難者救助時の写真

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