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業務外の怪我による休職中・休職後の賃金・配置転換について

Aさんは業務外の怪我により半年近く休職していたのですが、怪我も良くなってきたので職場復帰することとなりました。
しかし、リハビリ期間という事もあり、休職前の職場ではなく、軽作業中心の別の業務に就くこととなりました。
賃金も休職前より引き下げられることとなりました。
そこで、Aさんは賃金が下がることについて何か言えないのでしょうか。

 まず、Aさんの休職は業務外の傷病を理由とするものであったので、休職期間中については賃金が支払われないのが原則です。
しかし、就業規則等で休職期間中にも賃金を支給するとの内容の規定があれば賃金が支給されることとなります。 

次に職場復帰後の勤務についてですが、原職に復帰するのが原則ではありますが、雇用契約・就業規則等から会社は従業員に対し配転命令権を有するとされる場合が多いことから、権利濫用とみなされるようなものでない限り、会社は一定範囲において従業員の配置転換をおこなう事が可能であると考えられています。ただし、配転命令権の範囲も雇用契約、就業規則等の内容により異なることから、「一定範囲」も個別事情により異なることとなります。
Aさんの場合は、職場復帰直後の一定期間に軽作業中心の職場に配置転換することであれば、具体的状況において可能な場合もあると考えられます。

 更に、職務変更により賃金が変更される賃金制度を会社が採用していた場合、職務変更により賃金が下がる可能性もあることとなります。
もし、Aさんの場合において、休職前の職務と職場復帰後の勤務の間に賃金規定上、賃金の格差があったような場合、自動的に賃金が変更されることとなり得ます。
一方、特に職務により賃金の格差があるような賃金体系を会社が採用していない場合、Aさんの賃金は自動的に下がるものではありません。

 Aさんの場合は、まず、就業規則などの社内規程を良く確認し、場合によっては専門家に相談することとなります。

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